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赤ちゃんがテレビに興味を持ち始めた!いつからなら見せていいの?テレビの影響をまとめました!

みなさんは、いつ頃から赤ちゃんにテレビを見せはじめましたか?我が家は、ベビすけが後追いが始まったのでで、少しでも止まっていてほしい、家事の時間が欲しいと思い、いないいないばあっ!を見せてみたところ、いないいないばあっ!が大好きになってしまいました。小さい頃からテレビを見せない方がいいと言われますが、いつからなら見せていいのか、どんな影響があるのでしょうか。まとめてみました。

赤ちゃんがテレビに興味を持ったけど、いつからなら見せてもいいの?

我が家の赤ちゃんがテレビに興味を持ちました

ウチのベビすけ現在8カ月。7カ月から伝い歩きをマスターしたベビすけは、今では部屋中行けないところはありません。動けるようになって嬉しいけど、後追いもひどいしほんのちょっと離れただけで、この世の終わりのように泣きます。家事も洗面もトイレも満足にできません。みんな通る道ですよね。

我が家は、日中ずっとではないけど、ちょこちょこテレビはつけた状態で生活していました。でもベビすけの遊び場はテレビの裏にあるので、ベビすけが常にテレビを見ることはないです。

ベビすけが生まれてから、なるべくテレビは見せないようにしようと夫と話し、両方の実家にも協力してもらってきたのですが、後追いの大変さから、うっかりいないいないばあっ!を見せてしまいました。すると、目をキラキラさせてめちゃくちゃ嬉しそう!じーっと集中してみていました。それから毎日朝の15分は、静かに家事ができる時間になりました。

今では、オープニングが流れると、自分でテレビの見えるところまでハイハイしていき、キャッキャと奇声を上げながら、嬉しそうに見ています。

これで家事は少し楽になったけど、赤ちゃんにテレビを見せるのはよくないんですよね。



赤ちゃんがテレビに興味を示すのはなぜ?

ウチのベビすけもそうですが、なぜ赤ちゃんはテレビに興味を示すのでしょうか。視力はまだ弱いはずなのに、じーっと見てるなんてことありませんか。

これは、赤ちゃんがテレビ番組を見ているとかテレビが好きなのではなく、光る、音が鳴る、画面が変わる、ということに興味を引かれているだけなんです。まだ見るもの触れるものが目新しく感じる赤ちゃんにとっては、カラフルで色んな音が鳴るテレビはとても興味深く映るようです。

また、特に1カ月~3カ月の月齢の赤ちゃんには、強制注視という、一旦あるものを見ると、そこに視線が固まってしまうという特性があります。そのため、テレビやスマホの画面から目を離せなくなるのです。そのため、テレビに興味を示しているように見えるのです。



赤ちゃんにテレビを見せていいのはいつから?

日本小児科学会の子どもとメディア委員会によると、2歳まではテレビの長時間視聴はやめましょう!と提言されています。

1歳6か月健診の子どもを調査したところ、テレビの長時間視聴は1歳6か月時点での有意語の出現の遅れと関係があること、特にテレビ視聴時や日常的に親子の会話の少ない家庭で長時間テレビを見せた場合に有意語出現が遅れる率が高かったこと、親がそのテレビの影響に気付いてないことが分かったそうです。

現代社会は、少子化・核家族化が進み、スマホやインターネットの普及もどんどん進んでいるため、家庭での会話が少なくなり、言語発達の遅れる子どもが増えると予想されているんですって!

そのため、小児科学会では以下の5つのことが提言されています!

  1. 2歳以下の子どもには、テレビを長時間見せないようにしましょう。内容や見方にかかわらず、長時間視聴は言語発達が遅れる危険性が高まります。
  2. テレビはつけっぱなしにせず、見せたら消しましょう。
  3. 乳幼児に、テレビを一人で見せないようにしましょう。見せる時は親も一緒に歌ったり子供の問いかけに応えてあげることが大切です。
  4. 授乳中や食事中はテレビをつけないようにしましょう。
  5. 乳幼児にもテレビの適切な使い方を身に付けさせましょう。見終わったら消す、DVDは反復してみないこと
  6. 子供部屋にはテレビを置かないようにしましょう

いつまでは見せてはいけないという明確な決まりはないようですが、2歳までは長時間見せない方がいいようですね。

じゃあ、長時間って実際どれくらいよ?って私は思いました。

私の知り合いの医師は、1歳6か月くらいからなら15分程度は見せてもいいだろうと言っていました。思ったよりかなり厳しい…。

また、日本小児科学会では、1日2時間以内を目安にするように推奨しています。1日24時間の生活の中で、睡眠、食事、園や学校に行く時間、遊ぶ時間を考えると、2時間くらいが限度だろうということのようです。

なるほど。だからいないいないばあっ!などの赤ちゃん向けの番組は15分くらいになっていることが多いんですね。でも、これらのことから考えると、我が家のベビすけにはまだテレビは早いんですね…。



赤ちゃんへのテレビをつけっぱなしにしていることで起こる影響

では、テレビをつけっぱなしにして日常的に見せていると、赤ちゃんにどんな影響があるのでしょうか。

赤ちゃんへのテレビの影響:言語発達や社会性の発達

日本小児科学会によると、テレビの長時間視聴が発達に悪影響を及ぼしている可能性があると指摘しています。

4時間以上テレビを見ている子どもは、そうでない子どもにくらべ、有意語出現の遅れが1.3倍と高率だったようです。また、子どもの近くでテレビが8時間以上ついている家庭でも、有意語の出現に遅れがみられました。特に、長時間テレビがついている家庭で4時間以上テレビを見ている子どもは、テレビを見る時間が少ない子どもに比べて、有意語出現が遅れる率が2倍にもなったそうです!

また、テレビを見る時に親の関わりが少ない状態で長時間見せている場合、有意語の出現だけでなく、言語の理解や社会性、運動能力も遅れる傾向が見られたのです。

テレビを見せている親は、視力への影響を心配している場合が多く言語発達への影響を知らない親が多いようです。そのため言葉を教えるためにテレビを見せている、という親もいるそうですが、乳幼児期の言語能力は、大人との双方向のかかわりの中で発達するため、テレビなどで一方的に聞くだけでは言語能力は発達しないということを知っておくとよいかと思います。

これらのことから、乳幼児に一人でテレビを見せてはいけないこと、テレビはつけたら消す習慣をつけさせることを、日本小児科学会は推奨しています。



赤ちゃんへのテレビの影響:聴覚

いつもテレビが付いた状態ですと、大人でも音の大きさに鈍感になります。静かな時にテレビをつけると大きな音に感じるのに、ずっとつけっぱなしにしているとその音量が普通になって、どんどん音量を上げたくなる、という経験はありませんか?

赤ちゃんも同じです。赤ちゃんは、いつも音が聞こえていると音に対する感覚が鈍くなります。反対に、静かだと音を聞く力がよく育つのです。

また、テレビが常についてると、赤ちゃんの小さな声が聞こえにくく、反応を返してあげられなくなるというデメリットもあります。



赤ちゃんへのテレビの影響:視力

生後1カ月~2カ月くらいで視力は0.01~0.02ほど。生後3カ月くらいから視力がどんどんあがってきて、両目の焦点が合うようになります。5か月前後で0.08くらいまでになる赤ちゃんもいます。そして1歳くらいまでに0.2くらいに、1~3歳の間に1.0くらいまでになります。

乳児の視力低下とテレビに関した研究はまだないようで、テレビで視力低下の関係性についてははっきりわかっていません。

しかし、テレビやスマホ、タブレットを近い距離で見ると、目の疲れやすく、視力への負荷が大きいことが分かっています。また、30㎝以内の距離で作業したり、30分以上持続していると近視になりやすいことも分かっています。近年、学童の近視化が進んでいますが、近視の度合いが強いほど、成人してからの網膜の病気や緑内障になりやすいことが分かっているため、成長期の近視化を予防することが重要といわれています。



赤ちゃんへのテレビの良い影響やメリットは?

ここまで、テレビやスマホなどのメディアについてデメリットばかり説明してきましたが、良い影響やメリットはあるのでしょうか。

赤ちゃん1人でテレビを見せていると、ママは家事ができたり少しおとなしくしていてくれたり、助かることが多々ありますよね。でも、赤ちゃんへはあまりいい影響やメリットはないかもしれません。

テレビからいい影響を受けるには、親が一緒に見てあげて、声をかけてあげる、子どもの反応に応えてあげる、ということが何より重要です。乳幼児向けのテレビ番組は、楽しい音楽や踊りもありますので、赤ちゃんが躍ったり歌ったりすることで、脳や体の発達によい効果もあります。

親が声をかけてあげることで、コミュニケーションの場になりますし、子どもの理解も深まります。



赤ちゃんをテレビから遠ざける方法

ここまで、テレビを子どもに見せるのはよくない、ということばかりお伝えしてきましたが、普段からテレビをつけっぱなしにしてしまっている、赤ちゃんがテレビが好きでよく見せてしまっているという人が、いきなりテレビを見せない生活にするのって大変ですよね。また、子供や赤ちゃんが自分でテレビをつけて見てしまうので困っているという方もいるかもしれません。

なので、テレビから遠ざける具体的な方法をご紹介します。

  • テレビにカバーをかける
  • DVDなどはしまっておく
  • コンセントから外しておく
  • おもちゃや絵本を出しておき、テレビ以外の物にも関心を向けさせる
  • テレビのない部屋で遊ばせる時間を増やす
  • タイマー機能やオートオフ機能を活用する
  • 子どもが、部屋に入った時にテレビが消えているようにする

赤ちゃんもある程度成長すると、自分でリモコンを使えたりDVDを操作できるようになってしまうので、コンセントを抜いておく、DVDをしまっておくというのは効果的ですよね。こういったことを親の方から意識してみると、テレビ漬けの生活が直せるかもしれません。

 

今回は、赤ちゃんがテレビに興味を持つ時期や、テレビを見せていい時期、テレビの影響について書いてきました。

しかし、子育てを一人でしている中で、テレビがストレス解消になっているということもあると思います。私も産後2カ月以上、一切テレビを見ない生活をしていたら、世間の情報が入ってこず世間から取り残されたような気持ちになってストレスが溜まりました。

普段からしっかりコミュニケーションを取っていれば、少しテレビを見せたからといって、言語発達の遅れなどの悪影響がすぐにあるとは思えません。我が家も、普段はたくさんお話して一緒に遊んでいるので、大丈夫なはず!(←と思いたい。)

ママがストレスをためるほどに我慢する必要はないでしょうが、我が家もテレビの見せ方を考えなくてはいけないなと感じました